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看護研修について

看護研修について

ジャパンハートでは、看護師研修生を募集しています。

「医療の届かないところに医療を届ける」をコンセプトとするジャパンハートの活動地で
キャリアアップを目指す看護師の方へ
海外・国内僻地離島における臨床医療実践の研修を行っています。

研修内容

■国際看護長期研修とは:
国際的なあらゆる医療現場で活躍出来る看護師を育てることを目的としたプログラムです

■具体的能力
  • ① 国際的な医療現場での臨床看護能力
  • *常に疑問を持ち、観察・考察・アセスメントし、エビデンスに基づき判断・実践する力
  • *チーム医療の一員としての役割を理解し、協働する力
  • *自分の意見を伝える言語化能力

  •                             
  • ② 人種を超えたコミュニケーション能力
  • *柔軟性・社会性・協調性をもち、謙虚に素直に取り組む姿勢

  • ③ ①②を発揮するための意欲・忍耐力
  • *主体性・積極性をもって取り組む姿勢
  • *自己の課題に取り組む意欲・向上心・実行力
  • *自己のストレスコントロール


「十分な医療物資・人材の揃わない環境で、目の前の問題にどう対応するべきか。」
国内外含む、国際的なあらゆる医療現場で活躍するためには、「自分の頭で常に考えること」が求められ、これはあらゆる課題に取り組む上での根底に必要なものとなります。
国内外の臨床現場での研修を通して、常に意識を持って考え行動することで、臨床看護能力・コミュニケーション能力等を培い、国際的なあらゆる舞台で対応できる自立した看護師に育っていきます。

研修詳細

■研修プログラム
ジャパンハートの活動拠点である国内・海外で半年ずつ研修を行います。
国内は僻地離島、海外はミャンマー・カンボジア等となります。
【特徴】
  • ☆臨床医療が実践できる!
    地域の病院や診療所などで直接患者に触れる臨床医療を実践できます。
    外来、手術、病棟管理など日本とは異なる医療環境の中で、スキル・知識の再確認・実践していきます。
  • ☆海外・国内僻地離島で実践できる!
    海外、とくに途上国では限られた人材・医療環境の中で、自分たちができる最大限のことを考え、実践していく環境になります。
    そこに臨床看護能力、コミュニケーション能力などが培っていきます。
  • ☆英語研修(※TOEIC750点以上の場合、免除)
    将来、国際分野での活動のきっかけ作りとして英語力を養います。
    ①英語短期留学
    セブ島での短期留学(1週間)を設けています。
    ②オンライン英会話:国内研修中
    インターネットオンラインにて英会話レッスンを受講します。(15単位/月 必須)
  • ☆海外短期実習
    国内研修中にミャンマーで海外短期実習(1週間)をミャンマーで行います。
【研修プログラム】
研修プログラム
    >研修の詳細スケジュール
    Step1 国内研修:僻地離島 6ヶ月

    僻地離島の国内研修の醍醐味は何と言っても、チーム医療。

    島民にとっての唯一の医療機関である各地の病院で働く医療者の数は限られています。 医師も看護師も同じ目線でディスカッションを繰り返し、患者さんにとって最善の医療を進めています。

    島にいる看護師は、子どもから大人まであらゆる対象・疾患の患者さんを担当しているため、判断力、技術力にも優れ、多くの学びを得ることができます。 看護師自身も島民であることから、患者さんの家族の背景を知ることでより個別性を重視した看護を実施しています。

    【内容】
    • *各病院の勤務体制(夜勤あり)に準じて活動します。配属先は病棟、外来、訪問看護など病院や時期によって異なります。
    • *勤務以外の時間を使って往診や訪問看護、地域医療活動に同行し、生活や文化、環境を感じながら僻地・離島の医療事情を理解する
    • *病院や地域のミーティング時にジャパンハ―トの活動報告会を実施し、団体への理解を深めてもらう
    • *病院スタッフとの勉強会
    • *地域イベントへの参加
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    Step2 海外研修:ミャンマー 6ヶ月

    医療機器の少ない現場で患者さんに直接触れ、あらゆる情報をくみ取り自身でアセスメントしていく医療が繰り広げられています。研修を通して、根拠をもった判断力を培います。

    ミャンマーでは医療保険制度がなく、人々の医療知識も乏しく、病院へのアクセスも困難です。特に貧しい人々は適切な医療を受けられないのが現状です。

    研修生は、途上国の医療現場で限られた医療品を最大限に生かし、適切な医療を行う事を学びます。

    【内容】
    • ・担当毎に外来・手術・病棟に分かれます。
      病棟では入院から退院までの一連を通して主に周手術期看護に携わり、術後は創傷管理(抜糸含む)なども看護師が行います。
    • ・手術室では直接介助・間接介助、器具の洗浄・滅菌、および手術室マネージメント業務も行います。
    • ・外来は外科領域疾患以外の対象も多く、診察介助を行い、適宜入院手続きの対応などを行います。
    • ・医薬品や医療資材の在庫管理を行い、必要に応じて現地で調達します。
    • ・寺小屋における保健指導、健康診断の実施
    • ・現地人との医療勉強会の開催
    • ・ケーススタディの実施
    • ・ミャンマー語講座の開催
    【活動場所】

    お寺の病院(ワチェ慈善病院)の一部を借りて外来診療、外科手術、病棟管理を行っています。

    ジャパンハート医師・看護師とミャンマー人スタッフは、ワチェ慈善病院近くの宿舎で共同生活しながら医療活動を行っています。
    普段は外来診療や病棟管理が中心となり、毎月1週間~10日間の手術期間(以下、手術ミッション)は15件/日ほどの手術を行います(常駐している医師によっては手術ミッション以外にも手術を行います)。

    【コミュニケーション】

    村の患者さんは英語がほとんど通じないため、現地のミャンマー語を使用しています。日本語が可能な現地人通訳スタッフが常駐しています。

    【多い疾患】
    • 熱傷後の瘢痕・拘縮/
    • 甲状腺腫瘍/
    • 口唇裂/
    • 鎖肛/
    • 子宮筋腫/
    • 脳瘤/
    • 鼠径ヘルニア/
    • 卵巣腫瘍/
    【医療の特徴】
    • *医療保険制度なし/
    • *医療機関へのアクセスがない/
    • *医療知識・情報が少ない
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    Step1 国内研修:僻地離島 6ヶ月

    研修修了後、希望者には国際医療支援チームメンバーのアドバンスドナースとして活躍できるステージを設けています。

    <アドバンスドナース>
    【活動地:海外】

    ジャパンハート活動地域(ミャンマー・カンボジア・ラオスなど)にて、医療・保健活動等の実践、及びマネジメントのほか、緊急災害医療支援活動など

    【活動地:国内】

    ジャパンハート提携病院(僻地離島地域)にて、在宅医療・訪問看護等の地域医療の実践、及び東日本大震災復興地における医療支援活動等

    *1年間の研修総評をもって、団体基準に達した人から選抜されます。

    国際医療支援チームメンバー以外の進路:
    • ・ジャパンハートスタッフにて事業マネージャーや現地駐在看護師
    • ・大学院進学(公衆衛生学・熱帯医学・ナースプラクティショナー等)
    • ・他のNGO活動
    • ・日本の医療機関従事(訪問看護や地域看護など)

    サポート体制

    研修中、参加者が個々の目標に向かい、次なるステップアップにつながるよう次のようなサポートを行っています。

    【国内研修】
    *研修担当者によるメンター制度
    *ミャンマー語オリジナル教材による自己学習
    *国内中途研修:ミャンマー語研修、目標の自己評価、振り返りの検討
                        
    【海外研修】
    *研修担当者による現地駐在中のメンター制度
    *症例検討会
    *各種勉強会
    *現地指導者による中途評価、自己評価

    研修内容

    応募方法

    【対象】
    *臨床経験1年以上の看護師
    *ジャパンハ―ト看護師会員(外国語力は不問)

    応募は年2回実施しています。
    「参加申込書」「志望動機」を添付ファイルまたは郵送にて東京事務局にお送りください(書式は以下からダウンロードできます)。
    国際看護長期研修_参加申込書.docx / 国際看護長期研修_参加志望動機.doc

    郵送の場合、封筒表に「国際看護長期研修応募書類在中」と明記ください。2週間経っても連絡がない場合は、事務局までお問い合わせください。

    【送付先】
    〒110-0016 東京都台東区台東1-33-6
    セントオフィス秋葉原10階ジャパンハート東京事務局
    研修部担当
    【応募の締切】
    *追加募集( 2016年11月15日(火)書類必着):2017年1月出発対象
    *冬募集(2016年12月末日 書類必着): 2017年4月・ 7月出発対象
    *夏募集(2017年6月末日 書類必着): 2017年10月・ 1月出発対象

    参加までの流れ

    1:資料請求&説明会or交流会

    各地で研修募集説明会・交流会を行っています。
    説明会では実際に国際長期看護研修に参加した看護師がお話します。
    また、長期研修に関する詳細のご質問にもお答えします。
    日程はこちらをご参照ください。

    2:応募書類の提出

    *夏募集 :10月・ 1月出発対象

    *冬募集 : 4月・ 7月出発対象

    3:面接・審査
    【面接日程】(個別面接)
    *夏募集: 7月
    *冬募集: 1月
     
    【審査結果】
    面接後2週間以内にメールにて通知します

    費用と待遇

    【前期費用】
    • *国内研修費:50万円
    • *海外短期実習・英語研修費:実費相当分
    • 海外短期実習費に含まれるもの..国際往復航空券・現地移動費・ビザ取得代・医療活動地での宿泊費・食費等
      海外英語研修費に含まれるもの..海外短期留学授業料(1週間)・宿泊費・食費、国内オンライン英会話(6ヶ月)費等
    • ・国内研修は有給となり、各病院から給与が支給されます。(支給額は活動地・キャリアにより異なる)
    • ・国内研修(僻地・離島)では各医療機関から給与が支給されます。そのため、実質の費用負担はありません。
    • ・国内僻地研修では借り上げマンションなど居住環境(電化製品など完備)が整っています。
    • ※一度お支払いいただいた費用は、参加を辞退された場合も一切返金できません。
    【後期費用】
    • *海外研修費:50万円
    • *海外諸経費:実費相当分
    • 海外諸経費相当分に含まれるもの..国際往復航空券・現地移動費・ビザ取得代・海外旅行傷害保険加入費用、海外研修中の滞在費・食費等

    長期研修Q&A

    Q&A

    Q:研修対象者は臨床経験1年以上とのことですが、手術室や外科の臨床経験が必要ですか?
    A:いいえ、特に専門は問いません。これまでの研修者も経験年数、キャリアは様々です。
    研修地では手術や外科領域の分野が多くなりますが、手術室や外科領域の経験がない方も参加されています。
    Q:英語に自信がありませんが、英語力は必要でしょうか?
    A:いいえ、外国語力は研修者決定審査の基準にはなりません。
    実際の現場では現地語を使用し、現地語でのコミュニケーションとなります。なお、カルテ記載は英語になりますので、医療英語研修も行っています。
    Q:年齢制限はありますか?
    A:あらゆる年齢層を受け入れています。
    年齢に関わらず、環境の変化に対する適応力と柔軟性が求められます。
    Q:現地ではどのような対象の患者さんが多いですか?
    A:外科疾患から、内科的治療が必要な対象まであらゆる患者を診療します。また対象年齢も小児から成人までさまざまです。
    Q:研修採用にあたり、重視していることは何ですか?
    A:面接では研修に参加する目的、研修終了後の進路などを確認します。またチームでの活動となるため、柔軟性や協調性なども必要になってきます。
    Q:現地の治安は?
    A:原則的に現地の治安が保たれている状況で活動しています。活動中、もしも政治的な混乱や暴動など退避勧告などがなされた場合などは速やかに撤退する体制にしています。
    Q:現地から家に連絡できますか?
    A:インフラが不安定のため、インターネットが通じないこともあります。 ミャンマー国内では携帯電話を通じて活動している村と現地事務所と連絡をとっています。
    緊急時は現地事務所からインターネットでのメール、もしくは国際電話で東京事務局、ご家族へ連絡することができます。
    Q:予防摂取はしたほうがいいですか?
    A.破傷風、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎などの予防接種を推奨しています。

    研修地での一日と生活環境(ミャンマー)

    住居:
    病院より徒歩5分の場所にある宿舎で共同生活しています。手術ミッション中は短期ボランティアの方が参加するため、人数が一時的に多くなります。
    食事:
    日本人、ミャンマー人が一緒にシフトを組んで自炊しています。野菜や調味料は近くの市場で購入できます。飲料水はタンクで購入し、飲水や食事作りに使用しています。
    電気:
    停電することもしばしばあります。病院での停電は、手術中の場合はジェネレーターを回します。
    水道:
    水道管があり、水浴びや洗濯に使用します。
    風呂:
    浴槽はないので、シャワーになります。電気が来ていれば温水がでます。
    通信:
    インターネットはできますが、電気が不安定なことなどから、常にできる状況ではありません。ミャンマー国内では携帯電話を使用して、ヤンゴン事務所と活動地(ワチェ)と連絡をとることができます。
    言語:
    活動地では、英語はほとんど通じません。患者とのコミュニケーションは現地語になります。ミャンマー人スタッフの看護師、通訳などがいます。
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    【ある一日の流れ】
    ~手術期間以外~
    6:00 起床、ラジオ体操、宿舎の清掃
    7:00 朝食
    8:30 病院にて朝ミーティング、業務開始
    9:00 外来診療、手術準備
    12:00 昼食
    13:00 小手術、病棟業務
    16:30 片付け、勉強会、ミーティング
    17:30 自由時間
    19:00 夕食
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    ~手術期間中~
    5:30 起床、ラジオ体操、宿舎の清掃
    6:30 朝食
    7:00 業務開始(手術準備)、病院にてミーティング
    9:00 外来診療、手術、入院患者の創傷処置や病棟業務 合間に昼食、夕食
    24:00 片付け、ミーティング
    25:00 自由時間(交代で器械煮沸)
    ※手術期間以外は、交代で週に1回程度の休日をとれるようにしています(ただし、病棟の患者状況によります)
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    研修事業担当者からのメッセージ

    事業担当者
    Profile:武内 三惠

    香川県出身。2003年名古屋市立大学看護学部卒業後、同大学病院ICUにて看護師として勤務。
    2008年よりジャパンハートの国際看護長期研修へ参加。研修中はミャンマーでの医療活動、国内山梨・上五島にて地域医療活動に従事する。またカンボジアでは事業立ち上げに同行し、ニーズ調査など活動基盤づくりに携わった。研修終了後、今に至る。

    「国際医療」と言うと、特に途上国である場合、自分が相手に提供することを発想するかもしれません。一方で、ジャパンハートは限られた医療環境・人材の中、文化歴史の異なるひとたちへでき得る最大限の医療を提供しています。そこのフィールドへ看護師として自己成長したい!という思いで多くの看護師が飛び込んできます。

    私もその一人でした。現地の人と衣食住をともにし、生活の中から医療を見つめる-そこから彼らが求めている医療は何かを考え、医療・看護の原点を見つめます。それは途上国に限らず、地域のつながりが強い国内の僻地離島でも同じです。

    また「ない」ことに不平不満を言うのでなく、「ある」ことに感謝する、そんな気持ちを芽生えさせてくれたきっかけはミャンマーでした。彼らの穏やかな表情、純粋な笑顔を見ていると、彼らは貧しいかもしれませんが、決して不幸ではなく、彼らの心はとても豊かであると私は感じています。 みなさんは研修から何を学びとるでしょうか。

    この長期研修は看護師さん各々の次なる自己実現へ向かうためのプロセス、として多くの方に活用していただいています。 そして研修後はミャンマーだけに限らず、日本を含めた他国の医療に触れ、研修で身につけた能力を大いに発揮していただけたらと思います。

    長期研修はジャパンハートの核なる事業であり、参加された看護師さんひとりひとりは私たちにとって大切な仲間です。いつか、ジャパンハートの研修を終えた看護師たちが世界中の舞台で活躍していることを期待しています!

    私は数年前に一歩踏み出したことをきっかけに多くの経験・出会いをして今ここにいます。
    これからも「私だからできること」をしていきたいと思っています。皆さん、せっかく看護師になったのだから、看護師として自分の更なる可能性に挑戦してみませんか。

    「やらない理由を挙げればきりがない、やる理由を考えよう」
    次の一期一会を楽しみにしています。

    参加者の声・体験談

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    本田千裕さん
    (20代/女性/大学病院小児科4年)
    ●看護・医療において

    ミャンマーでは、日本で出会ったことのないような疾患の患者と出会うことができました。また、日本では医師がやるような治療方針の選択(抗生剤の使用、薬剤の選択、傷の処置方法、退院の決定など)を経験することができました。中でも、『1つ1つの事柄に対し、疑問を持ち、根拠を持ち、責任を持つことの大切さ』を実感することができました。自分の受け持ち患者に対し、その症状がなぜ起きているのか、身体の中で何が起きているのか、この治療法や傷の処置方法はその患者にとって最善なのか。。。

    日本にいるときは、医師の指示をうけ、スムーズにそのことが遂行されるよう努めるだけでした。何の疑問も持たずに。しかしミャンマーのワッチェでは、医師のいない環境で患者の安全を守らなければいけない状況、吉岡先生とのコミュニケーションの中で、看護師として、医療者として、人の命に携わるものとして、自分自身で考える力が必要であることを学び、トレーニングしました。

    最後まで、完璧に自分ひとりで考え判断することまではできませんでした。そのことは、心残りであり、今後の課題として捉えています。しかし、常に考える癖がついたこと、わからないことをそのままにせずわかるまで追求すること、答えが一人で出せないときには他者に助言を求めつつ答えを出すことは、学び得られたと思っています。



    ●海外で活動すること

    海外で活動する上で、やりたいことがやりたいように何でもできるわけではありません。自分が良いと思っていても、それが本当に需要があるのか、現地に根付くことができるのか、現地に見合った方法が選択できているのか、現地スタッフが納得するのか。。。などなど、様々なことを考え、多くの人に許可をとり、初めて新しいことが実行されます。よく、『海外で活動する上で現地スタッフとの兼ね合いが一番大変だ』と耳にしますが、それを身をもって経験できたような気がします。

    特に、私たち日本人研修生は半年でいなくなる立場、現地スタッフはずっとそこで働く立場です。物品の使用方法や配置の変更をするときなど、この立場の違いで意見の不一致がおき、何度も何度も話し合いを重ねました。大事なのは、『自分が使いやすい・やりやすいと感じるかどうか』ということよりも『現地に根付くかどうか、現地スタッフが使いやすい・やりやすいと感じ、この先ずっと継続して活用することができるかどうか』だということが学べました。

    このことは今後海外で働く上でも、ぶつかる壁だと思います。今回の経験を活かして今後の活動にも活かしていきたいと思っています。 ミャンマーでの半年で、上記のような様々な経験をすることができたこと、様々なことを感じ・考え・それを言葉にしたことは、自分にとっての宝になったと思います。

    また、日本での生活では見つめることができにくかった『自分』と向き合う時間がとても多く、その時間により、自分の傾向や弱さを知り、さらに、自分が自分自身に何を求めているのか、自分がどうしたいのか、どうありたいのか。。。そういったことが見え始めました。完全ではないにしても、少しずつ見え始めたことがとても貴重であると感じています。

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    高橋周子さん
    (30代/女性)
    Q参加したきっかけ
    海外の僻地、国内の僻地・離島の生活に興味があり、いろいろな場所の僻地の生活を長期間で体験したい思いから応募。
    医療に関しては、この団体に入ったら自分の判断力や知識が増えるかもしれないとの期待があった。
    Q参加までのキャリア
    地元の市立病院で9年間勤務  脳外科2年・ 消化器内科6・ 腎内科1年
    Q研修中、大変だったこと
    初めの半年は自分の頭で考えていない(医療も人生も)ことに気づき、
    自分の考え・判断・知識・根拠と向き合うことに必死だった。
    毎日が格闘の日々。その期間を乗り越え、次は自分の考えを伝えることの難しさを痛感(日本人・現地人問わず)現在も継続して学び中。
    Q研修で得たこと、参加してよかったこと
    もともと、言葉数が少なく、人に同調することが多かったが
    研修に参加し、自分の頭で考え根拠を持ち判断する事や言葉の言語化、伝え方を学んだ。また、多くの人との出会いを通し、様々な考え方・価値観・生き方と出会い刺激になった。次々と展開される初めての経験から、まだまだ知らないことが多いと感じている。

    人はそれぞれに違った人生を生きてきており、考え方も感じ方も違う。
    その中でお互いに対話し、人と向き合うことで相手を尊重すること、尊敬すること、互いに協力し合うことの難しさと楽しさを学んでいる。
    人間は奥深い。一人として同じ人はいない。そして、ひとりでは生きられない。 だからこそ、人は他の人との対話を通して助け合い、理解し合い、互いに生かされていくのだと感じている。

    どんな境遇であれ、人は人と関わる。
    ここから、互いに学ぶことが多くあり、そこで、どれだけアンテナを張り、学びを吸収できるかでその後の成長が変わってくると思う。
    何事も謙虚に素直にが今の課題。いまは、深く深く人間を知りたいと思っている。
    説明会への参加・お問合せ